立ち上げるにあたってやっておくこと①

最初に・・・

さて、アパレルブランドを立ち上げるにあたり、最初にやらなければいけないこと、何から始めるのか、ここがわいの相談歴の中で一番多い質問になります。

結論から言うと・・・ありません。

いきなりデザインしてもいいし、いきなり法人を設立してもいいし、いきなりネットショップを作ってもいい。

そのうえで、ベースは作っておきましょう、ここが最初にやっておいたらいいことになります。

事業計画書を作ってみよう

事業計画書というとすごい難しいものに感じませんか?

ここでいう事業計画書は、自分の作りたいブランドの教科書作りと考えてください。

勉強した方には、は??って思われると思うので、ざっくりですが事業計画書について説明していきましょう。

よそ行き計画書

まず、皆さんが想像する事業計画書とは、銀行や国庫に提出する融資や事業説明用の事業計画書になります。

この事業計画書には市場に関することを全て根拠づけて説明、会社の財務状況の予測、どれぐらいで採算分岐になるか、アパレルならば原価についてや取引先のこと、仕入れ値なども記載して説明できるようにしなければなりません。

すごい簡単に表現すると、よそ行きの書類です。

通常は専門家に作成を依頼するもので、いくら勉強していても素人だと作成に1か月はかかる、もしくは挫折するものになります。

ここではこういうよそ行きは必要ありません。

ブランドの教科書=計画書

ここでいう事業計画書は教科書と認識してください。

教科書はその分野の学習をする上で基礎的なことをまとめたものです。深堀するのが専門書ですね?

この教科書をなぜ作成するのか?

それは今後洋服を生産する上で、ブランドのロゴが必要になったり、本当にこの洋服、デザインは自分のブランドとしてやりたかったものなのかを判断すること、例えば展示会に出展するときにコンセプトなどを説明するときに必要になるからです。

ではなにをまとめればいいのか?

1.ブランドロゴを決めよう

なにをするにしてもこれは必須ですよね。

会社概要、個人であればブランド資料、洋服につけるブランドタグ、サイトに掲載するロゴ、いろんなタイミングでいろんな用途に使用します。

まずは表紙にブランドロゴをつけて、計画書の表紙を飾りましょう。

2.ブランド名、ブランド名に込めた思い

よくコンセプトと勘違いする方がいますが、思いというのは会社でいう理念になります。

例えば、わいはめっちゃ身長が低く、流行に左右されやすい洋服がとても苦手です。今はオーバーサイズが流行っていますが、低身長には足が短く見え、しかも布に着られてる感がでて非常に不可思議なコーディネートになります。これが嫌で流行りに左右されない低身長向けのブランドを立ち上げた。

となるとほぼほぼ上記の内容が思い、理念になります。

今回はわかりやすく洋服の形や流行にフォーカスしましたが、もちろん色に注目してもいいですし、わいのお客さんなんかはタロットカードっていうコンセプトで理念をもってきた方もいます。

3.ブランドコンセプトを決めよう

難しくカタカナを使っていますが、ようは自分のブランドってこういうイメージなんだよっていう、こういうのを決めるんです。

コンセプトは思いとは違い、具体的にこんなスタイルのブランドですっていう簡単に言えば自己紹介のときの自分の特徴を説明することです。

例えば先ほどの理念のときに記載したタロットカードですが、そこのブランドさんはタロットカードのデザインが特徴で、カラーバリエーションやデザインの形とタロットの絵柄を合わせたり、逆に絵柄プリントに洋服のカラーを寄せたりといった、タロットカードを中心とする形にリンクするコンセプトデザインのブランドというものの立ち上げを目指していました。

4.まとめ

1~3まで説明してきましたが、まずはこれを綺麗にパワーポイントにでもまとめて誰にでも説明できるようにまとめてみてください。

これができるとまずは中心に一つ、土台となるものの完成です。

実は・・・最初に話したよそ行きの計画書っていうのは、ここにお金のことと目標と現実的な計画性をくっつけたもので完成するんです。

まずはなにをするにしても、考えるにしても、問い合わせるにしても、相談するにしても、自分自身でしっかりこの3つをまとめたものを作ること、ここからはじめてみてください!

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