生地に関しての初歩的な知識

アパレル生産

イントロダクション

タイトルに記載のように初歩的な知識を書いていきたいと思います。

ただ、最初のこの段階で頭に入れておいてほしいことは、カットソーの生地!と言っても、種類は数万種類あるということです。

では綿(コットン)生地で!こちらも数万種類あります。

なので、生地の話をするにあたり、どういう生地を探している、ここが言えるように記載していければと思います。

生地の種類はすごい豊富

こればっかりは活字にしてもわかりにくいので生地屋さんのサイトを見てみましょう。

こちらの生地屋さんがすごいわかりやすく見やすいです。

イントロで書いたようにコットン生地といってもこんなにも種類があるのです。

これ以外にも数年前から流行ってるオーガニックコットン、コロナのときに品薄になったダブルガーゼ生地なんかもコットンです。

そしてそれぞれに薄手や厚手、光沢があるのかないのか、キルティングなのか、こういったように種類が分かれていきます。

全部覚えるのなんて無理だよ。

もちろんその通りです。

ではどうしたらいいか??

自分が探している生地に近い洋服を持って生地を探す、この方法が一番簡単です。

それなら簡単だから生地のことを覚えなくても・・・と思われがちですが、毎回毎回似ている生地の洋服を買うとコスパ悪いですし、生地のことを覚えていかなくては洗濯表示をどうするか、お客様からのお問い合わせのときにどうやって回答するのか、さまざまな問題が起きます。

なので初心者の段階では似よりを持って探す、この方法をとりましょう。

似よりから探す

全く同じものであればそこまでですが、多少は希望があると前提してお話すると、

①光沢はある・なし

②似よりのものより厚手・薄手

③汗染み防止など機能性があるものを探している・いない

④色のバリエーションが多いものがいい・特に希望はない

⑤ストレッチがきく・きかない

これ項目をすらすらと言えるようになっていれば初心者卒業です!

最後に。

生地はすごい奥深く、わいもまだまだ勉強中です。

一つ豆知識を最後に記載しておきますと・・・

綿の生地に見えない、綿の生地もありますし、

ポリの生地に見えない、ポリの生地もあります。

名言風に書きましたが、見た目ではわからない生地ってたくさんあるので、

生地を探す、選ぶ上で組成が重要になります。ここをおさえておきましょう。

※組成・・・コットン100%などどの素材がどれぐらいの配分なのか書いてあるもの。

レーヨンは縮みやすいよ、ポリエステルは静電気の影響に弱いよなどの弱点があります。もちろんコットンも弱点があります。こういったことを把握する上で組成を気にする、ここです。

なので、自分のニーズによって組成はこうだけど見た目はコットン!のような生地も存在する可能性が大いにある、生地探しに妥協は禁物、というところで今回は締め・・・。

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