相談サービス:ロットについて

ぶっちゃけ話

はじめに

今回は実際にわいにきた相談の案件からご紹介したい内容を書いていこうと思います。

ロット・・・この用語は製造業、生産が関係する業界全てに共通する言葉です。

なにを、どれぐらい作るか、このどれぐらいかの量をロットと呼びます。

相談内容

お聞きしたいのはロットで、みなさんオリジナルアパレルブランドを立ち上げる時に悩む所だとは思うので、お聞きしますと、 やはり小ロット。

一型、2サイズ展開、2カラーとしまして、10型×10×10×10=計40 というのは、あまり受け付けていただける量産工場はあまりないでしょうか。

または20×20×20×20など。

ワンピースで、数種類のデザインを考えています。

工場は日本を考えています。 色々、工場を調べ回るつもりですが、そもそも的外れなロットをお願いを工場さんにするのも悪いなと思うのと、 予算的な物を何となくイメージする為にも、大体の可能なロット数を把握出来ればと考えております。

相談サービスより。

さて・・・なんでロットでみんな悩むのでしょうか?

それは、ロットは原価に直結するからです。そしてそもそも仕事を引き受けてもらえるのか、そこの根本的な問題になっていきます。

回答

4着ということは 2サイズ2色なので 各10着ということで、小ロットでは問題ないと思いますが、工場が直接取引できるかは少し厳しいかなと思います。

ワンピースは生地の分量が多いのでロットも大切ですが、生地代金の計算も加味して行うアイテムになります。

例えば、1色20着作ればまとまった生地の仕入れができるので少ないm仕入れより数千円浮くので20着以上をおすすめします。 どのようなワンピースかはまだお伺いしておりませんが、シャツワンピだと私のところベースでそのロットだと下記の計算式になります。

例)生地が1m1000円の場合

生地代金(ワンピースはだいたい2m~3mが多い)+縫製工賃+副資材代金

=1000×2+4500(工賃)+200円(ボタンなど)=6700円

国内だとトータルロットが30着で1着このぐらいかなと思います。

だいたい工賃が変わってくるのは50枚超えたり100枚超えてからが多いケースです。

わいの回答。

補足

ここではわかりやすく、全部の数をロットで回答しました。

S,M,Lサイズを作るとして各何着というトータルのロットのことです。

トータルロットの場合、50着や100着となって初めて少し値段の相談ができるかな・・・?というレベルです。

国内の場合、サイズロット・・・Sサイズ50着Mサイズ50着といった具合にサイズ別のロットが大きい方が値段が交渉できました。

これはわいの経験談です。

ロットはアパレル生産においても重要で、サイズロットが職人さん、工場さんに支払う工賃について交渉できる材料になると覚えておくと良いかもしれません。

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